特殊清掃の業者はしっかり見定める必要があります...
死というものは突然に訪れます。突然の親族の死は、精神的ショックを受けますが、早急に現場を原状回復しなければなり...
- 2017.08.01
特殊清掃業者を利用しているのはどんな人なの?
特殊清掃は、遺体があった場所など人が触れたくない場所の清掃が主な仕事になります。
人のやりたがらない仕事の為、業者の数は全国にわずか1500人ほどといわれていて、様々な依頼に対応しているのが現状です。
・特殊な遺体の遺族からの依頼には?
特殊な遺体というのは、自殺、孤独死や突然の病気で死亡し、遺体発見が遅れて放置されていた遺体の事です。
親族や家族は突然の死に悲しみますが、遺体のあった場所が、アパートだったり賃貸マンションだったりした場合、そのオーナーから当然の様に原状復帰を言い渡されます。
不幸のあった遺族の方は、室内の清掃はもちろん消毒や消臭が必要となり特殊清掃業者に依頼するのです。
・こんなこともある?様々な依頼者とは
一般だと思われる場所でも様々な案件があります。
最近話題になっているのがゴミ屋敷と呼ばれるもので、異常にため込んだゴミにより、夏場には腐敗臭が漂い衛生的にも問題になっています。
ご本人が生きている間は、権利問題があり迂闊に立ち入れないのですが、ゴミ屋敷で孤独死が発生した場合、その遺族の方が依頼者となります。
死亡に至らなくても、強度の認知症だったりすれば、汚物や糞尿が散らばっていたりしている場合もあります。
特殊清掃業者は消臭のプロでもあり、ペットの臭いが染みこんだ部屋、火災が起きて焦げ臭い臭いが取れない部屋、強度のかびの臭いが残った部屋、特殊な例では水害などで被害に遭った住宅での方などがいて、臭いと消毒の依頼人は多種多様にわたっています。
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