墓じまいを考えてみましょう...
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- 2016.01.09
特殊清掃とは『遺体発見が遅れたせいで腐敗が進んでダメージを受けた部屋や、殺人事件や死亡事故、孤独死や自殺等が発生した凄惨な現場の原状回復を手掛ける業務全般』を指すといわれていますが、求められる業務の内容は極めて高度で専門的なものとなります。
そして、業務の性質上完全な原状回復が不可能な場合もあります。(建物の深い部分まで体液等、腐敗液が浸み込んでしまっている場合など)
しかし、このような状況についてお客様には理解されていない部分も多くあります。

特殊清掃は、とてもハードな仕事で肉体的にも精神的にも負担が大きい業務となります。
また、依頼が夏場などの気温が暖かく遺体の腐敗が進行しやすい時期に集中する傾向があり、特殊清掃業者のスケジュールは過密になります。その一方で、業務の性質上短期間での処理が求められる仕事となっているため、通常のハウスクリーニング等の清掃業と比べると高額となってしまいますが、なかなかお客様にはきちんと理解されていない場合も多くあります。
特殊清掃を行う前提として、ごみの搬出(遺品整理など)を行う必要がある場合も多々あります。場合によっては、外部業者との提携が絡むなどして請け負う業務の範囲が特定しがたいことがあります。
特殊清掃は前述にもあったように『原状回復業務』とはなりますが、実際に行う作業としては多岐にわたります。
例えば、ごみの搬出等のほかにも遺体から出た体液等により生じた汚染箇所の脱臭・撤去、床材の撤去、害虫駆除や殺虫処理、屋内の脱臭処理などがあります。体液の汚染状況によってもどこまでの作業が必要かが事前に予測することが難しいのです。

特殊清掃をきちんと行ったとしても、現場の状況により完全は原状回復は難しい場合や全面リフォームが必要な場合もあります。
お客様の中には”特殊清掃業者に任せたら全部綺麗にしてもらえる”と安易に思われている方もいらっしゃいます。しかし、完全な原状回復が可能なのか、そのためにはどのような作業が必要なのかなど実際にに業務に取り掛からないと分からない場合が多いのです。
また、建物の構造部分自体に汚染やダメージが生じている場合は、一度の特殊清掃だけでは悪臭を完全になくすことができない場合もあり、再度悪臭が発生し作業を繰り返すこともあります。そのためこのような業務の性質上、アフターフォローを要する可能性があります。
しかし、お客様は一度の特殊清掃で原状回復を終了したと思いがちなこともあり、アフタフォローの可能性自体に不満を持たれることもあります。

以上のように、特殊清掃の実際の部分をご紹介させていただきました。
お客様には業務について少しでもご理解いただきながら、安心してご依頼していただけるよう業務に携わっていきたいと思います。
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