突然の家族の死に悲しんでいる暇はない？困ったときの特殊清掃

家族が亡くなった時悲しみ、途方に暮れてしまうのですが、その死の形が布団の上で安らかに逝ってしまうだけとは限りません。
事故死や変死、自殺の場合もあり、また発見が遅れて何日も放置されてしまうと、血液や体液などが畳やフローリングに残ってしまい、簡単な掃除だけではその死の形跡を洗い流せない場合もあります。

・後片付けをするのは誰?

一人暮らしの父親がアパートで突然死によって亡くなっていた場合、遺族に連絡がいき、警察からの様々な処理に立ち会う事になります。
ご家族は悲しみに明け暮れる暇もなく、アパートの管理人から原状復帰を言い渡されます。
死亡時に大量の吐血があり、畳の部屋にも大量の血液が染みこんでいて、もの凄い特殊な臭いが部屋に立ちこめている場合も多くあります。
死亡した場所が　フローリングの場合、遺体から出た体液でフローリングには人型として残っている場合もあります。
それらをすべて原状復帰しなければならないのは、ご遺族の方達なのです。

・遺品整理に関する特殊清掃とは？

死亡した部屋が、凄惨すぎると素人では手に負えません。
雑巾や市販のクリーナーを使っても完全に綺麗に出来ないのです。
そんな時にお願いするのが特殊清掃と呼ばれている方です。
特殊清掃とは清掃業なのですが、一般的には事件現場清掃業とよばれ、事件、事故、自殺、孤立死、孤独死など遺体の発見が遅れて、遺体の腐敗や不乱、血液等で室内がひどいダメージを受けた時に、現場の現状を復帰される清掃を行う業者です。