自力でゴミ屋敷を片付ける方法...
前回、ゴミ屋敷を片付ける方法をご紹介しました。 今回は、何とか自力でゴミ屋敷を片付けようと思ったときに、どのよ...
- 2024.06.28
トイレの壁やキッチン、家中のあらゆる場所についてしまった嫌な臭い。掃除をしてもなかなかとれない壁の臭いの取り方についていくつかご紹介させていただきます。
*尿はね
毎日使うトイレでの尿はね。気をつけてはいても壁や床を汚してしまうことも・・・
尿によるアンモニア臭が発生することもあります。尿はねは、壁や床の他にも便座のふち、裏などに付着したりもします。また、尿の汚れは黄ばんでくる上、時間が経てば経つほど落とすことが困難になってきます。
*タバコのヤニ
家に喫煙者がいる家庭は、タバコのヤニが壁紙についてしまいタバコの独特な臭いも残ってしまいます。たばこのヤニは時間が経つと染みついてしまい、壁紙の色も黄色く変色してしまうことも多いです。
*カビ
カビは通気性が悪く湿度が高い場所で発生しやすく、一度根を張ったカビを完全に除去することは難しいでしょう。カビは水分、温度、栄養がある環境を好むため、浴室やキッチン、日当たりの悪い部屋などジメジメした場所は特に注意が必要です。
*ペットの排泄物など
ペットの排泄物や老廃物、エサの臭いなどが気づかないうちに部屋の壁に染みつき、臭いの原因となることがあります。
ペットの種類によっては、尿の臭いが強い場合もありペットと毎日一緒に過ごしているうちに慣れてしまって、臭いに気づかなくなってしまう人も多いようです。外からの訪問者が臭いが気になってしまう場合があります。
*油はね
キッチン周りでは炒め物や揚げ物の調理をすると油はねの汚れが発生します。料理の頻度によって壁への油の汚れも蓄積されます。壁に付いた油は時間が経つと酸化して、粘りが強い汚れに変化し嫌な臭いも出てきます。
*トイレの壁の掃除方法(尿はね)
トイレの壁の掃除には、アンモニア消臭剤が効果的です。尿はねの臭いは、壁に付着した汚れがバクテリアによって分解され、尿石となってアンモニアなどを原因とする腐敗臭を発生させます。
尿石は普通に掃除するだけでは取れない頑固な汚れのため、アンモニア消臭剤で汚れを溶かしてから布などで拭き取るとよいでしょう。
また、重曹スプレーなども消臭に効果があるので試してみるのもよいでしょう。
*タバコのヤニの掃除方法
タバコのヤニの掃除にはヤニ取りクリーナーが有効です。タバコのヤニは天井にも付着するため手の届かない部分はクイックルワイパーのような柄のついたモップなどにスプレーを浸み込ませた雑巾をつけて拭くのも効果的です。
重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性にクリーナーは、油汚れに適しているので強い油性のタールであるヤニ汚れにもおすすめです。掃除の際には汚れた部分にクリーナーを吹きかけてメラミンスポンジや布で拭き取るとよいでしょう。
*カビの掃除方法
浴室などの水場ではカビは根を張りやすく除去が困難なため、塩素系の強力なカビ取りスプレーがおすすめです。しかし、市販品のカビ取りスプレーは漂白効果が強いため壁紙の色を落としたり、傷めたりする可能性もあるため注意が必要です。
軽いカビの除去であれば、エタノールの入ったカビ取りスプレーも効果的です。
強力なカビ取りスプレーを使うときは鼻やのどなど呼吸器に良くない影響を与える場合もあるため喚起を十分に行いながら吸い込まないように注意しましょう。
カビは湿った場所を好むため、掃除の後は水分を雑巾で十分に拭き取り換気をするようにしましょう。
*ペットの排泄物の掃除方法
ペットの尿にはクエン酸を使った掃除が有効です。クエン酸は酸性なため、アルカリ性の尿汚れを中和させ、汚れを落としやすくするとともに脱臭する効果もあります。
クエン酸はペットが口にしても害は少ないため安心して使うことができます。しかし、塩素系のクリーナーと混ざると有毒ガスを発生することもあるので注意が必要です。
*キッチンの壁の掃除方法(油はね)
キッチンの壁の油汚れには油専用のクリーナーや食器用洗剤が活用できます。
軽い油汚れであれば、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのクリーナーで落とせます。時間が経って少し固まった頑固な油汚れであれば、洗剤をつけて数分おいておくと汚れが取れやすくなります。油は冷えると固まる性質のため、掃除の際は汚れを温めてからするのも有効でしょう。
*壁材を変更する
壁の臭いを消臭するためには、壁材を変更することも一つの手です。壁材を張り替えることで汚れを根本的に取り除くことができるため、嫌な臭いも一緒に消すことができます。
しかし、壁材を交換し汚れや臭いをとってもまた新たな汚れが付着すると臭いはまた発生することになります。そのような状態を防ぐため今は、消臭機能がついた壁紙やタイルの販売もされています。
壁材を変更するときにそのような消臭機能のついた壁紙等に変更することで快適な空間が長持ちするのは確かですが、その分コストもかかるのでよく検討してから変更をするのがよいでしょう。
*壁紙の材質に注意して掃除する
土壁や布製の壁紙は水分を吸収するため、濡れた雑巾で拭いたり液体のスプレーを吹きかけたりすることができません。濡れても大丈夫な壁紙かどうかを掃除をする前に確認しましょう。
壁紙の材質によっては洗剤を使うことで変質してしまうものもあるため十分に確認をする必要があります。
また、壁紙のつなぎ目の掃除には注意をしましょう。つなぎ目にスプレー等液体のものをかけると壁紙が剥がれたり、強くこすると壁紙が破れたりしてしまいます。つなぎ目部分は慎重に掃除しましょう。
*一気に広範囲を掃除しようとしない
汚れや臭いの範囲が広い場合、一気に掃除を済ませてしまいたくなるところですが、広範囲に一気にスプレーをかけることで液だれによるシミなどができてしまいます。すぐに拭き取れる程度の範囲を区切りながら掃除を進めていくのがよいでしょう。
以上、壁についた嫌な臭いの掃除(消臭)方法についてご紹介させていただきました。
個人でなかなか消臭しきれない場合や臭いの原因が壁紙の裏などにある場合などは、専門の業者に依頼することも可能ですので、お気軽に相談してみてください。
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