先日、京都市伏見区の1Kアパート2階にて、ゴミ屋敷の清掃作業を実施いたしました。

現場は、玄関を開けた瞬間、作業員一同が息をのむ光景でした。人の背丈ほどまで積み上げられたゴミの山。そのほとんどは、信じがたいことに、ペットボトルに入った尿とビニール袋に入った大便、そして大量の弁当の食べ残しでした。

特に、ペットボトルに入った尿の処理には苦戦しました。一本ずつ丁寧にトイレに流しながらの作業では、多くの時間と労力を費やすことになりました。

作業には、作業員8名、車両3台（ロング・ショートトラック各1台、ハイエース1台）を使用。

全体のゴミの物量は約25立米に及びましたが、ゴミの分別と袋詰め作業に時間を要し、1日目の作業を終えても、まだ大量のペットボトルが残っている状況でした。

4月17日には、再度現場に入り、残りのゴミを回収した後、害虫駆除作業を実施させていただく予定です。

今回の現場は、かなり困難な状態にありましたが、私たちは特殊清掃に携わる者としてどのような状況であっても、お客様の生活環境を回復させるために、これからも全力を尽くし取り組ませていただきます。