6月7日 大阪市城東区にて遺品整理をさせていただき...
今回は2階戸建てのお宅の遺品整理の作業をさせていただきました。 貴重品などはお客様が事前に確認していてくださっ...
- 2024.06.09
近頃よく聞くゴミ屋敷の要因の一つともいわれる『ため込み症』。不要な物を山ほど集めて捨てられず、生活ができなくなってしまうほど家中に物をあふれさせてしまう。近年では精神疾患の一つと注目され、薬やカウンセリングの治療にも根気が必要な病気とされています。
ため込み症は、家中が散らかってしまい生活するための空間がなくなってしまっても不要な物を集めることをやめられない、そして捨てることに苦痛を感じることを特徴としている精神疾患です。
近頃よくマスコミでも取り上げられているゴミ屋敷の住人もこの疾患やその他の脳の疾患に該当するケースが多いと考えられています。
性格の問題ではなく治療が必要な精神疾患ではありますが、本人に病気という認識がないため病院に行くこともなく解決することが困難であると言われています。
ため込み症の特徴は、集めるものは人によってそれぞれですが、本や古新聞、衣類や空き缶など周りの多くの人からみると不要でしかないものでもため込み症の人にとっては価値あるものとされ大量に集められます。またそれらを手放すことは非常に苦痛に感じられるというのも特徴です。
その結果、部屋が寝る場所、食事や入浴などもできないくらいの状態になっても物を処分することもできず、その状態が積み重なった結果ゴミ屋敷化となり、近所の住人や家族とのトラブルになることもあります。
ため込み症の症状は、10代頃から少しずつ発現すると言われています。最初は症状が軽いためため込み症であることに気づきにくいのですが、徐々に症状が悪化し、中高年になるにつれ生活や仕事にも大きな支障が出たり、家の中も手が付けられないほどの酷い状態になったりしているケースが多いようです。
ため込み症の治療は本人が病気であるという認識がないためにとても難しいと言われています。また自然に治癒する疾患でもありません。
以前は強迫性障害の症状の一つとして位置づけされていましたが、現在は異なる一つの精神疾患として取り上げられています。強迫性障害の治療で使われる薬物療法や精神療法ではあまり効果が出ないと報告されています。中高年になり症状が重く長い期間ため込む行動を積み重ねてしまってからでは治療が難しくなります。そのため若いうちに家族や周囲が気づき心療内科や精神科に相談できることが理想でしょう。
ため込み症は脳梗塞や脳の損傷、発達障害、うつ病などが原因となって発症することもあるようです。まずは、他の脳疾患や精神疾患などがないかを調べそれらが原因になっていないかが分かってから治療の検討がなされます。現在はまだため込み症への確立された治療方法はありません。ため込み症患者の2割程度に有効とされている薬物療法を行うか、精神療法を通して捨てることへの苦痛を緩和したり、捨てる・残すなどの意志決定のトレーニングを行ったりして症状を軽減できるように支援したりされています。
周囲の者からしたら不用品に見えてしまう物たちですが、ため込み症の本人にとっては価値ある大切な物であり、捨てることに苦痛を伴うほど愛着ある物であるため勝手に処分することはやめましょう。
まずは、捨てる事へのハードルを下げられるように専門家のもとで認知行動療法などの治療を行い、症状を軽くしてから部屋の片付けをすることが望ましいでしょう。
しかし、治療を受けて本人の症状が回復してきたとしても大量の物を家族だけで片づけることは果てしない労力が伴い疲れ果ててしまうでしょう。そのようなときは、不用品回収や片付け専門の業者に相談し依頼してみるのも一つの方法でしょう。
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